Black Magic

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パム・マーチンウィークが終了しました。
パム・マーチンは、USDDNのジャッジであり、現役のドッグスポーツプレーヤーでもあり、世界中を飛び回っているアメリカのドッグトレーナーです。

そのパム･マーチンに、今回もフライボール、ディスク、ドッグダンスのコーチを精力的に行っていただきました。
その間に、クリスマス、カラオケ等日本の休日も楽しんでいただきました。

パム・マジックで、みんなの犬がどんどん良くなっていくのを見ているのは本当に楽しい。
フライボールではタイムが縮み、ディスクはキュートなトリックを見つけてもらい、ダンスはもっともっと犬との距離を教わりました。
それは、パムの鋭い目が、どんな細かい犬の動きを見逃さないためだと思う。
ドッグスポーツにとって、やっぱり主役は「犬」なんだと、つくづく思い知らされた2週間でした。

そして、アイデアの抱負さ（コウスケ君いわく、1日中、新しいアイデアを考えているらしい）に圧倒されます。
物事を色んな角度から見られる人なんだなと思いながら、見ていました。
誰でも出来る簡単なことを、見方を変えて教えてくれるから、すぐに使える。
だから素敵になる→楽しくなる、の繰り返し♪

毎回、パムのセミナーはHappyに溢れています。
ドッグスポーツにとって、Happyは一番大事なことです。
パムは、そのことを存在自体で教えてくれています。
ついつい必死になって、バルカと楽しめていない自分にも気づかされました。
ウソでもいいから（笑）口角をあげて、明日からトレーニングをしようと思います。

Thank You Pam!


  

PODG（パシフィックオープンディスクドッグゲーム）に参加して来ました。
今回も「面白かったー！参加してよかった！」というのが感想。毎回のことだけど。
なぜかと言うと、犬と真剣に楽しみたいという人たちが集まっているから、だと思う。
プラスの空気いっぱい。エネルギーをたくさんもらってきました。

さて、このPODG、昨年から会場を温暖な千葉に移し、12月でも楽しめるのがコンセプト、、、のはずが、会場に着いて車から降りてびっくり。
寒い！おまけに爆風。
海辺だから～？と地元の人に聞くと、ここだけだそうで（笑）

そんな中で始まったゲームですが、この時期に関わらずフリーが27チーム。トスフェチ22チームのビッグゲームでした。
そういう訳でゲームはパム・マーチン方式（1Rフリーと2Rトスフェチを交互に行う）で、行われました。
おかげで、日没までに表彰式まで終了することが出来ました。

まずはゲームの感想など。
PODGは、地元LRD（ロータスルートドッグス）のクラブのクラブ員が設営、運営のお手伝いをしています。
彼女らは、実に気持ちよく動いてくれます。
何をするにも一生懸命な彼女たちの気持ちがこのゲームの雰囲気をつくっているのだなと思いました。
そんなLRDのメンバーの成長がしっかり見られたゲームでした。
去年のPODGでデビューして、1年間、頑張ってきたんだな~と、お母さんの気持ちで応援していました（笑）
もっともっと上手くなるよ。
それをまとめる川上さんも、しっかりリーダーシップをとって、私自身も励まされたり、アドバイスを受けたりとお世話になっています。
そうそう、川上さんの決勝ラウンドのプレーは、鳥肌もののプレーでした！すごかった！興奮しちゃった。

最初にも書いたけど、1.2Rは、爆風の中でのゲームでした。
優勝した俊介君の圧倒的なスキルを存分に見せてもらいました。
それと宇佐見さん。やはり、あの風の中、しっかりとしたスローを投げていて上手いな～と思って見ていました。
ワタシのようなスキルでは、あの風にメッキがはがされてしまった感じ。ちゃんとしたものを手に入れなければいけませんね。

それと、D2デビューした難波明子＆アルマチームも印象的でした。
3種盛りの時に素敵なチームだなと思ったら、やっぱりその通りでした。
ああいう風に犬に接したいなと思う暖かなプレーでした。
優勝おめでとうございます。

他にも熱海ダンク、内田テッド、津田カンタ、ナン、難波ソルが印象に残ったチームです。
平井ベガは別格。私はビデオを撮ったけど、本当にこのチームはビデオに撮りづらい。
コートをいっぱい使うし、かといって近くの技も大きいので、画面が小っちゃくなっちゃう。
やっぱり、このチームはライブに限ります。

最後に私＆バルカ
先週のドッグダンスでの脱走を踏まえて、どうすれば私を見てくれるか、そればかりを考えた一週間でした。
おかげで、今までのバルカみたいに、脱走とかニオイ取りとか集中力をなくす行為が出るかも？という不安がなく気持ちがすごく楽にコートに立つことが出来ました。
そんな訳で楽しく3Rできました。。。。が、何せ爆風。特に2Rが、1キャッチしかさせられなくてしょぼいポイントだったのが残念。
でも、あの風で、開き直って投げられたので、トスフェチのトラウマはなかった。思い切り投げられました。
あとは、ポイントより順位よりもっと残念なのが、バルカの良さを見せられなかったこと。

この冬は、頑張る！






  

山中湖のドッグリゾートWoofで行われたドッグダンスの競技会に参加してきました。
USDDNから帰り、お休みしてたドッグダンスを再開してのチャレンジです。
ギリギリまで出るか悩んだけど、せっかく始めたのだから、やれるところまでやってみようと参加を決意しました。

競技会まで１ヶ月。曲を変え、ルーチンを変え、衣装を変え
その間に、ディスクあり、フライボールあり、サイクルあり・・・と楽しすぎる毎日！
競技会5日前に、コーチのルツカのOKが出て、さあ本番、と思ったら前々日の木曜日はメタメタ。
前日に修正したものの不安いっぱい。
でも、もうやるしかない、楽しむしかないと望んだ本番でした。

会場には8時到着。富士山がくっきり見える良いお天気の日でした。
受付を済ませ、着替えるともう本番です。
外のドッグランでウォ－ミングアップしてみましたが、やはりイマイチの集中力。
ここで、不安度20％ＵＰ（涙）
開会式のあと、いよいよ私たちの出る競技会部門スタートです。
トップバターのルツカ＆ガルプは、さすがの演技でした。
次のYasukoちゃんも、プリマが最後まで集中を切らさず堂々とした演技でした。
Naｔsumiちゃんもチャーミングな演技で素敵でした。

ここで、バルカとサブリンクでウォーミングアップに入ります。
ここでは、トリーツを使っても良いので、集中力もあがってきました。
私の1つ前のSugaiさんも緊張しているのが分かりましたが、いつも通りのようでした。

長い長い（と思われた）待ち時間のあと、いよいよリンクに入ります。
曲の確認のときに、パードゥンをさせたら私を見て集中してたようなので、すぐに始めたけど、これが×だったみたい。
いざ、始めて最初のヒールワークで離れる離れる・・・・やばいな～と思いつつ、ディスクと違って首輪を持って寄せるわけにもいかない、No！って言うわけにもいかない。
そんな私の気持ちを見抜いたのか、バルカ見事に脱走。。。。。
ここでも怒る訳にもいかず、抱っこしてリンクに戻る。
そこで、バルカも諦めたのか、ここからはちゃんと演技をすることが出来ました。
でも、脱走した時点で失格。切ないデビュー戦となりました。

次のガッツの演技はすごく良かった。
5月に見たときは、トリックを繋げただけの印象だったけど、ちゃんとドッグダンスになってた。
そうなると、さすがトリックスター、オリジナルトリックもあってガッツも生き生きとしてとても良い演技でした。
そして、最後はルツカ＆ジャンプ。
ルツカの持ち味であるクイックでリズミカルなダンスは、いつまでも見ていたいダンスです。
ルツカのことをすごいなあと思うのは、今まででも十分にルーチンを組み立てられるだろうにNewトリックを持ってきたこと。
練習では、上手く行ってなかったのに、ちゃんと本番に間に合わせてきていました。
そして、本番で気持ちのこもった練習の何倍も素敵な演技をしていました。
とっても良かった。
こんな素敵なダンスをする人から教わっているんだと、嬉しい気持ちになりました。

今回、初めてドッグダンスの競技会に参加してみて違う世界を覗いてみて、すごく勉強になりました。
そして、モチベーション無しで犬をコントロールする難しさを実感しました。
これは、日常でも起こっていることです。初心に戻ってバルカとの関係造りをするつもりです。

ドッグダンスに誘ってくれて、教えてくれたルツカ、ありがとう。
一緒に参加してくれたみんな、ありがとう。
応援に来てくれたみんな、ありがとう。
そして、主催の清国さん、ありがとうございました。

とっても楽しい1日でした。